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キャンプの必需品。ペグの基礎知識

トピックス 2024.03.25

ペグの種類ってこんなにあるの??

ペグの材質は、鍛鉄製、スチール、チタン、アルミ、プラスチックなどあり、
形状についても、ネイルペグ、X・Y字型、V・U字型などがあります。

ペグの長さは、15cm~50cmまでと幅広く、長ければ長いほど
大型テント設営や強風にも耐えられます。
ですが、長すぎるペグだと地面に入りきらず、かえって抜けやすくなることも。
まずは30cm程度を目安に揃えるのがおすすめです。

ピンペグと鍛造ペグの違い

キャンプ場でよく見かける「ピンペグ」と「鍛造(たんぞう)ペグ」。
形状や製造方法が異なる両者を比較します。

テントの付属ペグでおなじみ、手軽なピンペグ

よくテントに付属している“ピンペグ”は、大半がアルミで出来ており軽量で持ち運びやすいのが特徴です。軽いので登山などで使用されることが多いのですが、細くて曲がりやすく抜けやすいデメリットがあります。
(写真は20cmのピンペグ)

頑丈で長持ちな鍛造ペグ

鍛造ペグはハンマーで鋼鉄を叩いてつくったペグのこと。
型に金属を流し込んでつくるペグよりも強度が高く、
石が地面に埋まっていても貫通するほどに頑丈です。
どんな地面でも対応できて耐久性もあるので丁寧に手入れをすれば一生ものになり得ます。
(写真は18cmと28cmの鍛造ペグ)

ペグの打ち方

ペグの打ち方は、張ってあるロープの反対方向へ傾けて、
地面に対して60度~90度の角度で打ち込むことが基本です。
無理やり打ち込むことで、ペグが曲がったり、破損する恐れもあるので、
地面に硬い石などがあった場合は少し位置をズラして張ることも大切です。

テントに付属しているペグだけだと「もしもの時」使えない⁉

テントに付属しているペグだけだと、急な悪天候や硬い地面など
想定外のことが起こると、使用できないことがあります。

どこへ行っても対応できるよう、付属ペグ以外にも鉄や鍛造ペグのような
丈夫で耐久性のあるペグを買い揃えておくことをおすすめします。
(砂浜や雪原ではX・Y字型などの設置面積が大きいペグが活躍します。)

充実のペグで、非日常的なキャンプデイをより快適にお楽しみください。